今日は、日本映画にとって記念すべき日になった。
第81回米アカデミー賞の授賞式がロサンゼルスで行われ、滝田監督の「おくりびと」が外国語映画賞を、加藤監督の「つみきのいえ」が短編アニメーション賞をダブルで受賞したのだ。
「おくりびと」は英語では「ディパーチャーズ」であり、納棺師の姿を通じて、生死と家族のきずなを考えさせる作品です。外国人には新鮮に映るのだろうか?
「つみきのいえ」は、海面の上昇に合わせて建て増した積み木の家に住むおじいさんが妻や家族を回想する姿を、手描きの温かな表現でアニメ化している。
ともに癒される内容といい、日本の文化とぬくもりのある表現が共感を生んだと言われている。早速、わたしも映画館に足を運ぶこととしたい。
受賞作品のスタッフや裏方、家族の皆様に、今の日本に勇気と感動を運んでくれたことを
感謝すると共に、少し元気のない映画産業の復活につながることを祈ります。